安倍首相が25日夜に出た番組と出演時間 安倍晋三首相は衆院の解散を表明した25日夜、複数の報道番組に出演した。番組側にとっては生出演で解散の意図や姿勢をただす絶好の機会。一方で、政権のPRに終始してしまう危うさも隣り合わせだ。どんなやりとりがあったのか、識者はどうみたのか。 特集:2017衆院選 安倍首相が出演したのは、NHK「ニュースウオッチ9」、テレビ朝日「報道ステーション」、TBS「NEWS23」。いずれも各局が看板とする報道番組だ。 ――万一、トランプ大統領が北朝鮮を攻撃するとなった場合、攻撃に乗るのか、止めるのか? 「すべての選択肢がテーブルの上に載っているとトランプ大統領は述べている。それを支持しています」 報道ステーションでは、富川悠太キャスターと元共同通信政治部長の後藤謙次さんらが主に北朝鮮問題などを聞いた。安倍首相は時に両手の握り拳に力を込め、大きな手ぶりを交えて応じた。国連演説の内容から「危機をあおってしまうのでは」と問われた首相は「危機を作っているのは北朝鮮です。ミサイルを発射しているのも、核実験をしているのも、国際社会の要請に反しているのも北朝鮮です。彼らが国際社会の結束を乱そうとしている」。 テレビ朝日広報部は「弊社から安倍総理に対し解散について取材のお願いをし、ご出演いただいた」という。「このタイミングでの解散の是非について視聴者が判断する材料として、安倍総理にしか答えられない内容を放送した」 NEWS23ではCMを入れずに29分。朝日新聞政治部出身の星浩キャスターらが森友・加計学園問題にこだわり、妻の昭恵氏と森友学園の籠池泰典前理事長夫妻、首相と加計学園の加計孝太郎理事長がそれぞれうつった写真も示し、質問した。 「佐川(宣寿)国税庁長官、安倍総理の部下ですから『記者会見ぐらいやれ』と指導していただけないでしょうか」と向けられた首相は「本人、あるいは国税庁、財務省で適切に判断するんだろうと思います」。 昭恵氏や加計氏の会見について聞かれた首相は「昭恵の立場、あるいは関わりがなかったということについては私自身が説明している。加計さんについては、加計さんが判断することだろうと思います。大事なのはですね、まさに国難なわけです。少子高齢化、北朝鮮の問題。こうしたこともしっかりと選挙戦で議論していきたい」。 首相が自ら「ひとこと言わせていただきます」と前置きし、加計学園問題への関与を改めて否定する場面もあった。TBS広報部は「解散の真意を直接聞くため、政府の長である首相として出演いただいた」としている。 ニュースウオッチ9は、経済部出身の有馬嘉男キャスターらが憲法改正や勝敗ラインなどについても質問。小池百合子都知事の新党について首相は「安全保障政策、理念においてはあまり変わりがない。切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」。憲法改正について「スケジュールありきではありません」「今度の選挙においては党の考え方を示していくことになる」と述べた。出演の経緯などについてNHK広報局は「個別のニュースや番組の編集判断、取材の過程などの詳細に関しては、答えを差し控えさせていただく」としている。 |
真意知る良い機会?政権PR? 解散表明、首相TV行脚
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