「先に生まれただけの僕」
10月14日開始の日テレ系ドラマ「先に生まれただけの僕」(土曜夜10時)で、商社マンでありながら突然、私立高校の校長を命じられた主人公・鳴海涼介を演じる櫻井翔さん。撮影での苦労や、自身の学校生活での思い出などを聞きました。
切り替えは環境次第 櫻井翔
――連続ドラマの主演は約4年半ぶりになります。オファーがきた時はいかがでしたか?
本当にしばらく機会がなかったので、お話をいただいた時は驚きました。でも、(演出の)水田伸生さんとご一緒できるということや、完全オリジナルの脚本でやるっていうこと、制作チームの情熱みたいなものを感じて、参加できることがすごくうれしかったです。
――スタッフの情熱というのは?
まず第1話では給付型奨学金の話とか出てくるんですけど、台本を読めば読むほど、これ相当取材されたんだろうなぁっていう感じがいろいろあるんですね。現代の学校が持つ問題点だったりとか、生徒たちの悩みだったりとか、授業の仕方とか。
実際に脚本の福田靖さんとお話ししていても、北海道に実際こういう学校があって、そこでお話を聞いてとか、どこどこの学校に行ってこんな話を聞いて、というお話を伺ったので、台本から伝わる情熱みたいのをまず感じましたね。現場に入れば入ったで、水田監督を先頭に活気のある現場だったので。熱っていうのは常に感じました。
――報道番組「NEWS ZERO」でキャスターを務め、実際に取材にも行かれています。そういう経験が影響した部分はありましたか?
たまたま去年の参院選の特番を…