先発した履正社の清水
秋季高校野球大阪府大会の決勝が14日、大阪市此花区の大阪シティ信用金庫スタジアムであり、大阪桐蔭が履正社とのライバル対決を9―2で制し、3年ぶり7度目の優勝を果たした。両校は今年、春の選抜大会決勝、夏の大阪大会準決勝でも対戦していたが、ともに大阪桐蔭が勝利。新チームとなった秋も大阪桐蔭が勝利した。
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3位決定戦は近大付が興国に7―5で勝利。大阪桐蔭、履正社、近大付の3校は21日から行われる近畿大会に出場する。
先攻の大阪桐蔭は一回に1番藤原、2番宮崎の連続安打で無死一、三塁とすると、主将で3番の中川が中犠飛を放って先制した。
履正社もその裏、2死一、二塁から5番井上が左前へ適時打を放ち、すぐに追いついた。
その後は大阪桐蔭・柿木、履正社・清水の両先発が踏ん張り、1―1のまま中盤へ進んだ。
試合が動いたのは六回。大阪桐蔭が青地、井阪、小泉の3連打で1点を勝ち越すと、七回には中川から5連打と小泉の犠飛で一挙4点、八回には4番根尾が右越えに3ランを放って、突き放した。