カメラを受け取り、米倉涼子さん、内山聖子さん、田中圭さんを撮影する俳優の遠藤憲一さん(左)=10月10日、東京都港区のテレビ朝日、鬼室黎撮影
「おっ、なになに? どんなカメラ使ってるの?」。朝日新聞社のカメラマンに声を掛けてきたのは、俳優の遠藤憲一さん。テレビ朝日系で放送中のドラマ「ドクターX 外科医・大門未知子」出演中の遠藤さんの誘いで、大門役で主演の米倉涼子さん、遠藤さん演じる大学病院の副部長、海老名敬の部下・森本光役の田中圭さんらが次々にファインダーにおさまった。
(フロントランナー)テレビ朝日ゼネラルプロデューサー・内山聖子さん 時代を中継する放送ウーマン
舞台はテレビ朝日本社(東京都港区)地下1階のスタジオ。巨大な手術室のセットでは、100人近くが働く。「おっ、いいね、いいね!」。大のカメラ好きの遠藤さんは、スタジオを出たり入ったり。出演者やスタッフを相手にシャッターを切り続けた。
これは11日付朝日新聞・土曜朝刊別刷り「be」フロントランナーに登場するゼネラルプロデューサー、内山聖子(さとこ)さん(52)を取材した際の一コマ。記事の主役、内山さんも遠藤さんの仲間入り。状況を理解しかねていた米倉さんに、本来は内山さんへの取材・撮影が目的だったことを告げると、「ああ、だからこんな奇麗な格好なんだ」と、納得の一言でした。(佐藤剛志)