インタビューに応じる希望の党の玉木雄一郎代表=16日、衆院議員会館、竹下由佳撮影
衆院選では50議席の確保にとどまり、厳しい船出になった希望の党。政党支持率が低迷し、「創業者」を名乗っていた小池百合子・東京都知事も代表を退きました。17日に安倍晋三首相が所信表明演説する特別国会で迎える初の本格論戦にどうのぞむのでしょうか。玉木雄一郎代表が取材に対して強調したのは、安倍政権への対抗路線でした。
立憲・枝野代表「首相の9条改憲、徹底的に反対する」
民進・大塚代表「3党は連携すべきだ。仲介の役割ある」
――安倍政権にどう向き合いますか。
「チェック機能を果たしていくのが野党の役割なので、厳しく対峙(たいじ)していきたい。外交・安全保障ではグレーゾーンに対する対応など、領域警備法の制定やミサイル防衛に必要な法整備も検討していきたい。内政については、戦後2番目の経済成長と言いながら、中間層に恩恵が行き届いていない。子育てや介護、生活に密着するところで中間層を中心とした生活負担を軽減する政策を次から次へと出していきたい」
――提案型の野党になるということでしょうか。
「今までの民進党も提案型を目指したんだよね。でも、われわれはもっと具体的に修正協議をどんどん求めていきたい。われわれが求めた修正協議には、必ず応じるという慣例をつくってもらいたい」
――他の野党との連携はどのよ…