福井県池田町立池田中学校で今年3月、2年の男子生徒(当時14)が自殺した問題で、福井市の市民団体の代表が21日に記者会見し、当時の校長、担任、副担任を業務上過失致死容疑で福井地検に告発状を提出したと発表した。
この問題をめぐっては、有識者による町教委の調査委員会が10月、担任や副担任による厳しい指導や叱責(しっせき)が自殺の要因と結論付け、学校の対応に「問題があった」とする報告書を公表。告発状では、報告書と同様に担任と副担任の指導に問題があったことを指摘し、改善を図らなかった校長の対応を問題視している。