平昌五輪応援キャンペーンのPRイベントに参加し、コカ・コーラで乾杯する綾瀬はるかさん(左)と高橋大輔さん=30日、東京都港区
炭酸飲料「コカ・コーラ」を飲んで平昌(ピョンチャン)五輪を応援するイベントが30日、都内であった。キャンペーンのCMに出演する俳優の綾瀬はるかさんと、2010年バンクーバー五輪フィギュアスケート男子銅メダリストの高橋大輔さんが対談した。
高橋さんは、会場に設けられた樹脂製のスケートリンクを滑りながら登場。綾瀬さんから「表現力の深さがあって見入ってしまった。かっこよかったです」と褒められると、「いつも(の氷のリンク)と違って緊張していた。ありがとうございます」と照れながら話した。続いて綾瀬さんもスケートに挑戦。勢いがありすぎてリンクの外に飛び出すと、会場は和やかな雰囲気に包まれた。
CMでは、綾瀬さんが夢の中で五輪のフィギュアスケート選手役になり、コーチ役の高橋さんからリンクに送り出される場面がある。CMの撮影は別々だったが、この日、初共演を果たし、手をつないで滑ったり、CMの一部を再現したりした。
対談で高橋さんは平昌五輪の見どころを紹介。「(ソチ五輪より)競技数が増えたので、金メダルは100個以上ある」と話し、新種目のスピードスケートのマススタートやスノーボードのビッグエアを紹介した。フィギュアスケートの注目ポイントについて、「ステップはエッジワークの正確性やスピードの緩急の付け方など、いろいろなものが組み込まれている。プログラムの音楽表現の顔になる」と説明。綾瀬さんは「よりしっかり、さらに深く見たいと思う」と話した。(浅野有美)