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除雪作業の事故相次ぐ 広範囲で大雪、13日も警戒必要

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-2-12 20:24:05  点击:  切换到繁體中文

 

上空に強い寒気が入り込んだ影響で12日、日本海側を中心に広い範囲で大雪となった。13日も強い冬型の気圧配置が続く見通しで、気象庁は大雪やなだれへの警戒を呼びかけている。


山形県大蔵村の肘折では、12日午後4時までの24時間の降雪量が99センチを記録。同5時、積雪は過去最深の416センチに達した。


除雪作業中の事故が各地で相次いだ。


宮城県加美町では12日午前10時10分ごろ、町道を歩いていた柳川真砂子さん(87)が、バックしてきた除雪作業の重機車にはねられて死亡した。県警は、運転していた同町の設備工事業中島吉悦容疑者(69)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)容疑で現行犯逮捕し、発表した。「確認したが、歩行者はいないと思った」と述べている。署によると、事故当時、雪はほとんど降っていなかったが路面は圧雪状態でセンターラインや路側帯が見えにくかったという。


新潟県十日町市倉俣の用水路(水深約30センチ)では同日朝、近くの農業高野新平さん(90)が倒れているのが見つかり、死亡が確認された。現場周辺は1メートル以上の雪が積もっていたという。県警は、高野さんが雪かき中に足を滑らせて転落した可能性があるとみている。


同日午前9時半ごろには同県長岡市宮沢の集水升で近くの小熊矢代江さん(62)が沈んでいるのが見つかり、死亡が確認された。現場は自宅前の用水路の約40メートル下流。小熊さんは前日の夕方に雪かきに出てから自宅に戻っておらず、消防が捜索していた。


同県燕市内では12日午前8時40分ごろ、JR越後線の東三条発寺泊行き普通列車(3両)が車両の下に雪を抱え込み立ち往生した。JR東日本によると、乗客は2人で、約1時間半後にJRが手配したタクシーに乗り換えたという。



 

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