駒大苫小牧―静岡 一回表駒大苫小牧、頭部に死球を受ける小林=内田光撮影
(24日、選抜高校野球 静岡7―0駒大苫小牧)
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駒大苫小牧は相次ぐアクシデントを跳ね返すことができなかった。試合前のシートノックで先発予定だった一塁手の道原が負傷。プレーボール直後の一回は、3番・小林が頭部に死球を受け、臨時代走を送られた。「意識がもうろうとした。でも痛いなんて言ったら情けない。道原がいない分、絶対に負けない」と小林。患部を冷やして右翼の守備へ。プレーを続けた。
しかし、この一回一、二塁の好機を逸すると、流れはつかめずじまい。小林は「この経験を無駄にしては意味がない。春の悔しさを夏にぶつけたい」。
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●佐々木監督(駒) 「何もできなかった。糸口をつかもうにも、流れが全く来なかった。夏に向け、選手も良い経験になった。このままではいけない」
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駒大苫小牧の7番・道原慧(さとる)一塁手が、試合前のシートノック中に送球を右目に受け負傷し、救急搬送された。高校野球特別規則(試合開始前の負傷による選手変更の特例)により、道原に代わり福岡爽太が先発出場した。