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蒸気漏れの玄海原発、出力ゼロで点検へ 再稼働に影響も

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-4-1 17:18:06  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


玄海原発3号機のしくみ


九州電力は31日、再稼働して出力を上げていた玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の発送電を止め、原子炉の熱出力もゼロに下げた。30日夜、放射性物質を含まない水などが循環する「2次系」の配管の一部で微少な蒸気漏れが見つかったため。配管の熱が冷めるのを待って4月1日にも点検し、状況や原因などを調べる。発電再開のめどは立っておらず、5月に予定している玄海4号機の再稼働も遅れる可能性がある。


玄海原発3号機、発送電を停止 蒸気漏れで点検入り


九電によると、周囲への放射性物質の漏れはない。


発送電を止めたのは3月31日午前6時すぎ。原子炉の熱出力も、同日午前7時15分にゼロにした。制御棒を動かすなどして核分裂反応を抑え、炉内の水が熱くならないようにしている。核分裂は続いており、原子炉は「起動中」の状態だという。


九電は再稼働の工程での不具合を深刻度に応じてレベル0~4の5段階に分け、レベル2以上は公表する。今回は点検のため発電停止が必要なレベル3にあたるとして公表した。ただ、蒸気漏れの場所が2次系だったことなどから、「法令上のトラブルにはあたらない」としている。


九電によると30日午後7時ごろ、パトロール中の作業員が蒸気漏れを目視で確認した。「脱気器」と呼ばれる部分で、水から余計なガスを取り除く設備という。玄海3号機は23日に7年3カ月ぶりに稼働。25日から発送電を始め、30日には出力75%に達していた。


九電の原発では、2015年に…




 

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