14位でゴールする川内優輝選手(ゼッケン番号⑫)=22日午前10時5分、岐阜市の長良川競技場、松沢拓樹撮影
16日のボストン・マラソンで優勝し、来年4月以降、プロランナーとして活動することを表明した川内優輝選手(埼玉県庁)が22日、岐阜市で行われた「ぎふ清流ハーフマラソン」に出場後、記者会見した。主なやりとりは次の通り。
川内優輝、ボストン初V 日本選手は瀬古以来 マラソン
「寒いレースで失敗なし」 信じた川内優輝、ボストンV
ボストンVの川内、公務員ランナー卒業へ 来春県庁退職
――今大会の感想は
今日は暑いコンディションだったが、長良川沿いの涼しい風があり、湿度も高くなく、そこまできつくなかった。ただ、体調はあまり良くなかった。前半から自重して走ったおかげで今日できるベストは尽くせたと思う。沿道から「ボストン優勝おめでとう」の応援がたくさんあった。うれしかった。
――体調がよくなかった理由は
時差ボケが治っておらず、昨日も夜中に目が覚めた。ボストン・マラソンが終わってから練習も毎日30分走るのが限界だった。ボストンの余力で走ったようなレースだった。
――プロになっても出場するか
来年はもっと頑張らないといけない。10回までは少なくとも出たい。
――ボストンの疲れもある中、どうして出場を
第1回から皆勤賞なので。招待を受けたからには出場するという信念で、けがをしているときも走ってきた。体調が悪いから走らないというのは100%なかった。
――暑さ…