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南北合同チーム、パーティーの会話が契機 否めぬ拙速感

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-5-5 11:42:54  点击:  切换到繁體中文

 

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試合後に統一旗を持って記念撮影する合同チーム「コリア」の選手たち


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(4日、卓球・世界団体選手権 日本3―0南北合同チーム)


卓球女子、南北合同チーム破る 銀以上確定 世界団体


急きょ合同チームを組んだ「コリア」。2番手で出場したリオ五輪銅のキム・ソンイ(北朝鮮)が石川佳純と熱戦を演じると、一つになって声援を送った。「チームの雰囲気は良かった。お互い応援し合っていた」とキムは語った。


ただ、試合前から会場はばたついていた。通常は登録選手5人だけしか座れないベンチは両チームとも急きょ10席に増設された。監督も、韓国と北朝鮮の両監督が助言を送った。


合同チームは、2日夜のパーティーでの会話をきっかけに急に決まった。世界一を決める真剣勝負の場で、突然のルール変更。3日の記者会見では「公平性を損ねる」と質問が出た。国際卓球連盟のバイカート会長は「ルールを超えた出来事。平和へのサインだ」と語気を強めたが、拙速感は否めない。


卓球は、1991年の世界選手権(千葉市)で分断後初めて南北合同チームができるなど、平和に貢献してきた。2月の平昌五輪のアイスホッケー女子でも合同チームが実現。南北の融和が進めば、2020年東京五輪を含めて結成の動きは他競技でも加速するだろう。その中で、誰もが納得するルール作りが必要だ。(前田大輔)




 

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