トークショーでは、日比勝俊・皇学館大監督(右から2人目)、鈴木英敬・三重県知事(同3人目)、松本正之・日本学生陸上競技連合会長(左端)らが話を弾ませた=2018年5月26日、東京都中央区の三重テラス
伊勢路を駆ける全日本大学駅伝対校選手権大会が11月4日で50回を迎えるのを記念した「感謝の集い」が26日、東京都中央区の「三重テラス」であった。鈴木英敬・三重県知事、皇学館大(同県伊勢市)の日比勝俊・駅伝競走部監督らが招待客たち約50人を前に、トークショー形式で大会の魅力を語り合った。
「感謝の集い」は、朝日新聞社が創刊140周年記念事業として、三重県玉城町と共催した。
鈴木知事は「学生日本一が伊勢で決まるのは光栄。地方の子どもたちのモチベーションも高まる」と話した。昨年、初出場で17位に入る健闘を見せた皇学館大の日比監督も「地元から出場して、こんなに応援されるものなのかと思った。昨年以上の成績を目指し、感動を呼びたい」と意気込んだ。
日本学生陸上競技連合の松本正之会長は「日本人の心のふるさとで王者が決まる。ポテンシャルは高く、箱根駅伝に追いつく人気が出ると思う」と強調した。(広部憲太郎)