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捕手重視、めざす「10-0」の野球 日大三・小倉監督

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日大三の小倉全由監督=神宮第二


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2度の全国制覇を果たした日大三の監督・小倉全由(61)。21世紀で複数回の優勝は、同校と駒大苫小牧(北海道)、大阪桐蔭の3校だけ。選抜大会でも準優勝2回(1987年関東一、2010年日大三)を誇る。目指す野球は「10―0」の勝利だ。


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2001年に大会記録(当時)の打率4割2分7厘を記録し、初の全国制覇を果たすと、11年には高山俊(現阪神)、横尾俊建(現日本ハム)を擁して2度目の全国制覇。小倉は「1度目はいつ負けてもいいじゃん、という気楽な気持ちで勝ち取った優勝。次の優勝は狙ってとりにいった」と振り返る。


小倉の目指す10―0の野球は「点数は取れるだけ取る。そのかわり、守りは絶対に無失点」。今でこそ日大三は強打のイメージがあるが、小倉が高校時代は1点を守り切る野球のチームだったという。「仲間が本塁打を打っても、監督からは『お前に本塁打は期待していない』と言われていた」と懐かしむ。


そんな考えを変えるきっかけになったのが、1981年に関東一の監督に就任したことだ。当時は東東京大会4強が最高成績。だが、小倉が初めて練習を見た感想は「ポンポン打球を飛ばしていて楽しそう。日大三はこんなに楽しそうにバットを振っていなかったよな」だった。以降、「甘い球は積極的にバットを振れ」と選手たちに声を掛ける。


小倉が見てきた平成の野球は「打たなきゃ勝てない」。しかし、「だからこそ盗塁やバントがここ一番の好機では大切。優勝した年は、盗塁できる選手が多かった」という。走塁技術を上げるために、最近では、健大高崎(群馬)の走塁技術をまとめた本を参考に、選手にリードの大きさなどを指導する。


守備面で重視するのは、捕手だ。きっかけは関東一の指導者に復帰2年後の94年春の都大会だ。小倉が89年春に指導の現場を離れるまでは、捕手といえば、投手が投げる球を捕るだけの存在だった。しかし、グラウンドに復帰して目の当たりにした捕手の姿は、捕るだけではなく、フットワークが良く、走攻守がそろっていた。「相手の捕手のレベルが上がり、攻撃時にエンドランのサインを出せなかった。昔は遊撃手に運動神経が良い選手を使っていたが、今は遊撃手と同じくらい捕手も重視している」と話す。


捕手の変化の理由として、投手が投げる球種が多くなったことをあげる。「私が現役の頃は直球とカーブだけだったが、今はスプリットやチェンジアップなど縦の変化が増えて、後ろにそらさないためにはフットワークが重要になった」


選手たちと寮生活を続けている。叱るときは叱るが、褒めるときは褒める。選手と風呂に一緒に入ったり、怒った選手に対しては部屋に呼び、一緒にケーキを食べたりする。「選手を乗せるのがうまい」と話すのは2001年の優勝メンバー内田和也(現立正大立正監督)だ。小倉は「『監督と選手』の前に『一人と一人の人間』。今の子は叱られるのになれていないけど、教えていけば、選手もわかってくれる」。=敬称略(滝口信之)



おぐら・まさよし 1957年、千葉県一宮町生まれ。日大三の選手時代は内野手、3年時は副主将。日大進学後、母校の小枝守監督(当時)からの打診でコーチ。卒業後、81年に関東一の監督。89年春に退任するが、92年末に復帰。97年から現職。甲子園通算勝利は33勝。



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