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「名前すら聞きたくない」 はれのひ被害者たちの思い

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-6-23 19:36:25  点击:  切换到繁體中文

 

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捜査車両に乗り込む「はれのひ」の篠崎洋一郎・元社長=2018年6月23日午後4時34分、成田空港、飯塚晋一撮影


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着物店「はれのひ」(横浜市)が今年の成人式を前に突然店を閉じ、多くの新成人が晴れ着を着られなかった問題で、同社の篠崎洋一郎・元社長(55)に、金融機関から融資金をだまし取っていた詐欺の疑いが浮上した。篠崎元社長は23日午後、滞在先の米国から帰国。神奈川県警が事情聴取を進める。着物の代金を払った人たちの憤りは、今も収まっていない。


はれのひ社長、成人式当日は知人宅に 「対応分からず」


同社の破産手続きに伴い、20日に横浜市内で開かれた債権者集会に、篠崎元社長は姿を見せなかった。弁護士は「海外にいるようだ」と明かした。


「社長がおわびをするのだろうと思っていたが、それすら裏切られた」。長女のために着物をレンタル契約した横浜市戸塚区の父親(44)は憤りを隠さない。父親は「出てくるべきところに出てこられない。海外逃亡が許されるのか」。


来年成人式を迎える長女のために、昨年5月、着物のレンタルや前撮りなど、計約30万円で契約した。今年の成人式当日、ニュースを見た親戚からの電話で、被害に気づいた。すぐに横浜市中区の横浜みなとみらい店に駆けつけたが、店は閉じられていた。


騒動から約2週間後に、所在が分からなくなっていた篠崎元社長が記者会見を開いた。報道陣から「なぜ雲隠れしたのか」と問われると「どのように対応していいのか分からなかった」と理由を説明。「逃げたのか」との質問には、「逃げてはいない」と語気を強めた。


はれのひの商品は、別の会社が買い取った。だが、長女は「はれのひという名前すら聞きたくない。着物が残っていても着たくない」。父親は「一生に一度のお祝い事。前向きにならないといけない」と思い、譲り受け先の会社ではない別の会社と新たに契約することを決めたという。


長女が被害にあった東京都八王…




 

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