野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督とソフトボール女子日本代表の宇津木麗華監督が24日、2年後に迫った東京五輪に向けて、野球・ソフトボールの開幕試合が行われる福島・あづま球場を視察した。
球場に足を踏み入れた稲葉監督は開口一番、「いい球場だね」。球場は11月から来年9月にかけて五輪仕様にするための改修工事が行われる。土と天然芝が敷かれている内外野は全面人工芝に。またフェンスもクッション性が高いものになる予定だ。2人は県の担当者から改修箇所の説明を受け、球場の雰囲気を感じながら場内を一周した。
視察を終えた稲葉監督は「2年後にここで戦うんだという気になった。福島でいい勝ち方をして流れをつくっていきたい」。ソフトボールは五輪開幕前に全競技の先陣を切ってスタートする。宇津木監督は「選手団に勢いをつけられるゲームをしたい。自国の大会、全てをかけて金をとりにいく」と意欲を語った。