2020年東京五輪の観戦チケットについて、大会組織委員会が8月中にも再び抽選での販売を行う方針であることが分かった。6月に結果が発表された初回抽選で1枚も当たらなかった人が対象となる見込みだ。
観戦チケットをめぐっては、5月に実施した抽選販売で公式販売サイトへのアクセスが累計で約2425万件にのぼり、抽選結果の発表時にはSNS上で落選を残念がる声が相次いだ。1枚も当たらなかった申し込み者が多かったとみられる。
また今秋に行う販売についても、組織委は先着順にすることを公表しているが、5月のように公式販売サイトへのアクセスが集中して混乱する可能性などもふまえ、抽選への切り替えを検討しているという。