2020年東京五輪・パラリンピック招致に絡む買収疑惑で仏司法当局の捜査対象になっている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)が、19日のJOC理事会で退任を表明する見通しとなった。18日、複数のJOC関係者への取材でわかった。
JOC竹田恒和会長、退任の意思 五輪招致で買収疑惑
竹田氏は18日、東京都内のJOC事務局を訪れ、報道陣に対して「何も申し上げることはありません」と話した。関係者によると、竹田氏は6月の任期満了まで会長を務め、その後は名誉会長に就任する方向で調整が進んでいる。