海上自衛隊岩国基地は4日、同基地所属の電子戦データ収集機EP3が那覇空港(那覇市)まで飛行した際、ガラス部品が落下したとみられると発表した。けが人などの情報はないという。
海自第31航空群司令部広報室によると、同機は4日午前6時ごろに岩国基地を離陸。大分、宮崎、熊本、鹿児島各県の上空を飛び、7時50分ごろ那覇空港に着陸した。その後の点検で胴体下部の衝突防止灯のカバーの一部(高さ4・5センチ、直径9・1センチ、約200グラム)がなくなっていることが判明した。飛行中に落下したとみられ、どこに落ちたのかは分かっていないという。