27日午後1時10分ごろ、山口県周南市夜市の国道2号で、県や山口陸上競技協会などが主催する「第82回中国山口駅伝競走大会」に出場していた30代の男性選手が、後方から来た軽乗用車にはねられ、尻を打撲するなどの軽傷を負った。
県警によると、現場は片側2車線。80代男性の軽乗用車が車線変更する際に選手と接触したとみられ、詳しい原因を調べている。
事故が起きたのは最終の7区間。大会事務局によると、中継所など一部を除いて交通規制はしておらず、選手は道路の左側を走っていたという。事務局は取材に「事故が起きたことを深くおわびします。安全な大会運営を一層徹底し、再発防止に努めます」と話した。
大会は山口県宇部市から同県周南市までを結ぶ7区間、84・4キロのコース。一般、郡市、高校の3部門で計46チームが参加した。(金子和史)