大阪府警富田林署で留置中だった樋田淳也容疑者(30)が逃走し、加重逃走容疑で逮捕された事件で、山口県警は30日、同県周南市で樋田容疑者が身柄を確保される直前まで一緒にいたとみられる住居不定、無職の東浩司容疑者(44)を占有離脱物横領の疑いで逮捕し、発表した。東容疑者は「樋田容疑者という認識はなかった。知ってびっくりしている」と供述しているという。
逃走容疑者、自転車仲間と行動?「一緒に野宿していた」
自転車に釣りざお、大量の荷物 容疑者逃走360キロ
「どうなっとるんや…」 容疑者逃走、耳疑った府警幹部
東容疑者の逮捕容疑は、7月下旬から8月上旬までの間に、和歌山県橋本市内に放置されていた大阪府高槻市の販売員男性(25)の自転車1台を横領したというもの。
大阪府警と山口県警は、樋田容疑者と東容疑者は約3週間にわたり行動をともにしていたとみて、足取りを調べる。