9日午前1時55分ごろ、埼玉県三郷市仁蔵の常磐道上り線で、乗用車にトラックが追突した。県警によると、事故前、乗用車は追い越し車線で横向きに止まっていたといい、乗っていた10代後半から20代とみられる男女5人のうち、男性1人が約3時間後に搬送先の病院で死亡し、男性3人が重傷を負った。
県警高速隊はトラックを運転していた東京都葛飾区の運送会社員小林秀典容疑者(59)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕し、容疑を同致死傷に切り替えて調べている。
現場は片側3車線でトンネルの入り口付近。乗用車は単独事故を起こして止まっていた可能性があり、車外に降りていた人もいたとみられ、県警が身元の確認を進めている。この事故で常磐道上り線は柏インターチェンジ―三郷ジャンクション間が一時通行止めになった。