米ワシントン州シアトルのシアトル・タコマ国際空港で10日午後8時ごろ、航空会社の整備士が飛行機を勝手に操縦して離陸し、約1時間半後に近くの島付近に墜落した。飛行機にはこの整備士しか乗っていなかった。AP通信によると、捜査当局は整備士が自殺目的で飛行機を奪ったとみて調べている。
地元のシアトルタイムズ紙などによると、操縦していたのはホライゾン航空の29歳の整備士。飛行機はボンバルディア社のターボプロップ航空機で、主に短距離の路線に使われる76人乗りだった。乗客乗員はいなかったという。
アラスカ航空のツイッターは「(グループ会社の)ホライゾン航空の飛行機が勝手に離陸し、(空港の南の)ケトロン島付近に墜落した」と記している。
同紙などによると、整備士は興…