トランプ米大統領は15日、中央情報局(CIA)のブレナン元長官の機密情報へのアクセス権を剝奪(はくだつ)すると発表した。ブレナン氏が政権に批判的な発言をしていることへの報復とみられる。
米国では、元政府高官の一部が現役職員への助言のためなどを理由に退職後も機密情報へのアクセス権を認められている。アクセス権が剝奪されるのは極めて異例だ。
トランプ氏は声明で、「私の政権の高官がブレナン氏から学ぶことの利益より、リスクの方が大きい」と指摘。ブレナン氏がメディアでトランプ氏を批判していることを念頭に「ウソをつき、行動がますます狂気じみている」と批判した。
さらに、トランプ氏は元高官が…