エンゼルスの大谷翔平は21日(日本時間22日)、投手復帰について「現時点では、そう遠くない時期に(試合で)投げられるんじゃないかなと自信は持っている」と、今季中の登板に意欲を見せた。試合は八回、代打で出場し、中飛に倒れた。
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大谷は20日(同21日)に移動日を利用してアリゾナ州テンピの球団施設へ入り、右ひじの故障が明らかになってから、初めて実戦形式で29球投げた。「全球種を投げられた。直球の精度もよかった。ロサンゼルスとは気候が違うので難しかったが、それなりにまとまっていた」と振り返る。
22日(同23日)も大谷はテンピの施設で投球練習をする。「来週は45から50球の練習にしたい」とソーシア監督。マイナーでの調整登板については「考えていない。彼は(試合で)打ちたがっているし、我々は打たせたい」と否定した。(フェニックス=山下弘展)