沖縄県知事選(9月13日告示、同30日投開票)に立候補する意向を固めている自由党幹事長の玉城(たまき)デニー衆院議員(58)が28日、野党各党の代表と会談し、立候補の考えを伝えた。各党は支援を約束。玉城氏は29日、那覇市で記者会見して正式に立候補を表明する。
玉城氏は自由党の小沢一郎代表と一緒に、立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の大塚耕平共同代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の又市征治党首、衆院会派「無所属の会」の岡田克也代表を個別に訪ね、協力を要請。「しっかりと後ろから支えたい」(大塚氏)、「全力を挙げて応援していく」(又市氏)と各党も応じる考えを伝えた。
玉城氏は要請後の記者会見で「気持ちも固まった。全身全霊をかけて選挙戦に取り組む所存だ」と語り、立候補を事実上表明した。
選挙は自民、公明両党が推す佐…