職員への暴言で引責辞職した兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)前市長(55)が、自らの辞職に伴う市長選(10日告示、17日投開票)に立候補する意向を後援会関係者に伝えた。関係者によると、今後、家族の意向を踏まえて最終的な判断をし、7日に開く支援者の集会で泉氏が説明するという。
市長選にはすでに元市長で県議の北口寛人(ひろと)氏(53)=無所属=、元県議の新町美千代氏(71)=共産=、元同県加西市長の中川暢三(ちょうぞう)氏(63)=無所属=の3人が立候補を表明している。
市選管によると、泉氏が今回の市長選で当選すると、公職選挙法の規定で、任期は本来の2期目満了にあたる4月30日まで。このため統一地方選にあわせ、4月14日告示、21日投開票の日程で再び市長選がある。他の候補者が当選すれば任期は4年間。
泉氏の後援会関係者によると、…