ニュースアプリが繰り出す「次の一手」に向け、アプリを運営する各社のキーマンは何を思うのか。1996年からニュース配信事業を手がける老舗ヤフー。他社が多く参入する中での生き残り策について、ニュース事業を担当する片岡裕・執行役員に聞いた。
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ニュースアプリ、次はどうする? 賞金山分けやドラマも
――スマートフォン向けのニュースアプリが続々と登場した2013年ごろ、焦りはありましたか。
「ありましたね。うちはアプリでは後発。ちょうどパソコンからスマホへ移行しようとしていた時でした。ブラウザーよりアプリの方が利用頻度が高いので、アプリを伸ばさなければと考えていました」
――ニュースの読まれ方は変わったのでしょうか。
「スマホになって利用頻度があ…