(7日、プロ野球 西武10―4ロッテ)
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7回4失点。数字はさておき、西武の菊池はどこかおかしかった。
四回、先頭の清田に四球を与えた後、左脇腹をさすって顔をゆがめた。8月31日のオリックス戦で痛めた部位の近くだ。いったん、ベンチへ。続投したものの、五回1死一塁で、平沢にベルト付近の直球を右中間席へ持っていかれた。
エースの意地だろう。痛みがどの程度なのかは分からないが、ここからはギアを一つ上げた。本塁打の後は七回まで1人の走者も許さない。打線が六回に追いつき、七回に勝ち越してくれた。
ソフトバンクが敗れ、2位とは5ゲーム差。ラストスパートをかける秋に、エースに求められる役割は多い。