米ホワイトハウスで先週開催されたイベントで、中国当局による気功集団「法輪功」への弾圧を批判している米紙「エポックタイムズ」所属の写真記者がトランプ米大統領に近づき、手に持っていたファイルを直接渡すというハプニングがあった。18日の米ワシントン・ポスト紙(電子版)は写真記者の行為を「ホワイトハウスを取材する記者の慣例違反」と批判している。
エポックタイムズの写真記者はホワイトハウスに出入りできる取材記者証を持っており、12日にトランプ氏の出席のもと議会関係者を招いたレセプションに、朝日新聞も含めた取材陣の一員として参加。しかし、式典が終わると、この写真記者は取材陣の制限エリアを越え、部屋を出ようとするトランプ氏に近づき、紫色のファイルを手渡した。トランプ氏は中身を確かめずに受け取り、そのまま歩き去った。その場にいた他社の記者が写真記者の行為をとがめたところ、写真記者は「問題ない」という認識を示したという。
エポックタイムズは朝日新聞の…