10日午前4時10分ごろ、京都府精華町乾谷の国道163号交差点で、トラック運転手の男性(41)から「男性が倒れている」と110番通報があった。府警によると、男性は近くに住む近畿大総合社会学部の須佐見憲史(すさみけんじ)教授(59)=知覚心理学=で、病院で死亡が確認された。現場に約10メートルにわたり引きずられた跡があり、ひき逃げ事件とみて調べている。
木津署によると、須佐見さんは同日午前0時半ごろに家を出たとみられ、家族は「たばこを吸いに外に出たと思った」と話しているという。現場は信号機のある交差点で、車道の中央付近で倒れていたという。