18日午後7時25分ごろ、埼玉県和光市本町の集合住宅から「夫婦2人が血を流して倒れている。1人が亡くなっているようだ」と119番通報があった。消防の通報を受けた警察官が駆けつけたところ、室内で高齢の男女が血を流して倒れており、男性は現場で死亡が確認された。女性は重傷とみられる。この部屋には世帯主の男性(87)が妻(82)と住んでおり、県警が身元を確認している。
午後7時半ごろに現場近くで刃物を持った男を目撃したとの情報があり、県警は事件と関連を捜査している。県警によると、目撃者の説明では、男は身長165センチぐらいで、中学生のような外見だったという。夫婦の娘の電話に、訪問を促す母親からの留守番電話が入っており、訪れた娘が倒れている2人を見つけたという。