結婚式(挙式、披露宴)で招待客1人あたりにかける費用は過去最高の6・5万円――。結婚情報誌「ゼクシィ」を発行するリクルートマーケティングパートナーズの今年の結婚トレンド調査で、こんな結果が出た。費用の総額も平均357・5万円と前年度より2・7万円増えたが、親族をはじめ招待客は減った。
1人あたり費用が過去最高となるのは、4年連続。総額は2015年以降、350万円台の高水準にある。一方、招待客は前年比0・8人減の平均69・4人だった。
最近の傾向としては、新郎新婦の衣装などはSNSで譲り合うなどして費用を抑える一方、招待客への料理や飲み物などにはお金をかけているという。リクルートブライダル総研は「ゲスト一人一人へのおもてなしの気持ちは高く、かける費用にはメリハリをきかしている」と分析している。
調査対象は「ゼクシィ」の読者。今年4~5月に調査し、17年度に結婚をした5138人からの回答に基づく。(佐藤亜季)