18日午後8時10分ごろ、群馬県高崎市上里見町の稲荷神社で、高さ約2・8メートルの石灯籠(とうろう)から近くの中学1年の男子生徒(13)が転落し、外れた灯籠上部の宝珠など(重さ約53キロ)の下敷きになった。生徒は約3時間後、搬送先の市内の病院で外傷性出血性ショックで死亡した。高崎署は、生徒が灯籠に登り、下りようとした際にバランスを崩し、転落した可能性があるとみて調べている。
署によると、今週末に開かれる「榛名ふるさと祭り」の太鼓の稽古で、子ども約20人と大人約15人が神社隣の公民館に集まっていた。稽古を終えて大人が片付けをしている間に子ども6人ほどが鬼ごっこをしていたという。