19日午前11時15分ごろ、埼玉県滑川町月輪の住宅に住む無職女性(76)から「赤ん坊の遺体が出てきた」と110番通報があった。県警東松山署員が住宅を確認したところ、20日にはさらに別の白骨化した乳児とみられる遺体も見つかった。署は死体遺棄事件として調べている。
同署によると、女性が物置として利用していた2階の和室を転居のため片付けていたところ、押し入れからタオルなどに包まれた乳児とみられる白骨遺体を発見。もう1人の遺体も同じ部屋で見つかり、ポリ袋に入っていたという。
この住宅は女性と夫(75)の2人暮らし。約15年前まで長女も同居していたが、その後別居。長女は今年6月に42歳で病死したという。