ダイエットなどで敬遠されがちなコメと砂糖の消費を盛り上げようと、農林水産省が26日、関連情報を発信する特設サイト「やっぱりごはんでしょ!」と「ありが糖運動」を開いた。
毎年、コメは8万トン、砂糖は2万トンのペースで消費が減っていて、農産物の中でも落ち込みが大きい。近年は糖質制限の広がりの影響も懸念されている。
農水省ホームページ内の特設サイトでは、飲食店紹介サイト「ぐるなび」や「食べログ」と連携。大盛り・おかわり無料店や、全国の特色あるごはん食の店を紹介したり、食事での行きすぎた制限を抑えるために「炭水化物摂取ダイエット」などを取り上げたりしている。ごはんや砂糖に関係する企業の掲載を募り、企業サイトとの連携も進めていくという。
担当者は「厚生労働省に怒られない範囲で、正しい知識を広げたい」と話す。(山村哲史)