内戦下のシリアで拘束され、3年4カ月ぶりに解放されたジャーナリスト安田純平さん(44)に「自己責任論」が出ていることに対し、大リーグのカブスに所属するダルビッシュ有投手(32)が自身のツイッターで反対意見を述べた。
ダルビッシュ投手は80万人以上が犠牲になったとされる1994年のルワンダ大虐殺の例をひき、「危険な地域に行って拘束されたなら自業自得だ!と言っている人たちにはルワンダで起きたことを勉強してみてください。誰も来ないとどうなるかということがよくわかります」などとつづり、安田さんの解放に「一人の命が助かったのだから、自分は本当に良かった」とした。
投稿に賛否両論が相次ぐなか、サッカーの日本代表で活躍した本田圭佑選手(32)も反応。「色々と議論がなされてるみたいやけどとにかく助かって良かったね」とつぶやいた。