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スバル、リコール作業1台に2日 対応の長期化必至か

自動車の心臓部にあたるエンジンの部品の不具合で、スバルが計約41万台のリコール(回収・無償修理)を届け出た。影響は国内だけでなく、主力市場の米国など海外にも及ぶ。リコール作業の長期化は必至だ。品質にかかわる不正が相次ぐ中での大規模リコールは経営を大きく揺るがしかねない。


不具合があったのは、バルブスプリングと呼ばれるエンジンの重要部品だ。リコール対象の車に搭載されているスバル独自の水平対向エンジンは、バルブスプリングの配置上の問題から、その交換には車からエンジンを丸ごと取り外し、一部を解体して交換しなければならない。


スバルは1日、1台あたりの改修作業に「2日程度かかる」との見通しを明らかにした。対象の車は国内だけで10万台強。改修作業を終えるにはかなりの時間がかかりそうだ。スバルは改修に要する期間について「できるだけ迅速に作業を進めるが、スケジュール感をもってやるものではない」と述べるにとどめた。


スバルでは近年、リコールの届…


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