東京急行電鉄などが渋谷駅上に建設中の再開発ビル「渋谷スクランブルスクエア」東棟について、ビルの運営会社は15日、最上部の展望施設の名称を「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」とすると発表した。
展望施設は地上45~47階部分で、広さは約2500平方メートル。最上階の47階は屋外で、地上約230メートルの高さから四方を一望でき、眼下にスクランブル交差点も眺められる。雨の日は屋根のある45、46階から眺望を楽しめる。入場は有料(金額は未定)という。
東棟全体の開業は来年秋。高層部にオフィス、低層部に商業施設が入るほか、大学との産業交流施設も設ける。運営会社の渋谷宗彦常務は「高所から渋谷の街を体感できる。外国人観光客を含め、世界から来ていただける場所にしたい」と語った。