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トヨタJPNタクシー、車いすに優しく 五輪へカイゼン

トヨタ自動車は、来年4月以降に販売される「JPN(ジャパン) TAXI」について、車いすで乗り降りしやすくする。乗降時に使うスロープの枚数を2枚から1枚に削減。ワンタッチで設置できるように改善する。


このタクシーは、東京五輪・パラリンピックの開催を見据えて昨年10月に売り出された。スロープを備え、車いすに乗ったまま乗車できることが売りで、誰もが使いやすいユニバーサルデザインのタクシーだ。しかし、車いすで乗降する際、スロープ設置に時間がかかり過ぎるとの声が利用者やタクシー会社から上がっていた。


現在は、3枚折りのスロープを荷室と後部座席の下に1枚ずつ収納。取り出して組み立てるのに一苦労する。今後はスロープを2枚折りに改め、枚数も1枚に減らす。


また、開閉に時間がかかるスライドドアの閉まる速度も見直す。安全運転を支援する機能も強化するという。(細見るい)


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