片山さつき地方創生相の関連の政治団体3団体が、2017年の政治資金収支報告書で、計約600万円分の資金の出入りを訂正していたことがわかった。総務省が30日に公表した報告書でわかった。訂正は11月28日付。
訂正したのは、片山氏が代表を務める政治団体「自民党東京都参院比例区第25支部」と、片山氏の資金管理団体の「山桜会」と、「片山さつき後援会」。収入で計約379万円分、支出で計約213万円分、それぞれ増額する訂正をした。片山氏については、これまでも報告書に記載されていない収入や支出があったとして、事務所は3回にわたり訂正した。国会で追及された片山氏は「チェック体制を強化し二度と起きないようしっかりと対応する」などと謝罪していた。