高速道路で「あおり運転」をしたなどとして、兵庫県警は10日、陸上自衛隊三軒屋駐屯地(岡山市)の陸士長・高橋琢也容疑者(28)を暴行と道路交通法違反(禁止行為)の容疑で逮捕し、発表した。「前の車が道を譲らず腹が立った」と述べているという。
県警高速隊によると、高橋容疑者は勤務時間外だった11月18日夕方、神戸市北区の山陽自動車道下り線で乗用車を運転中、無職女性(54)運転の乗用車の前に割り込み、蛇行や低速運転を繰り返して走行を妨げ、道路上で約20秒間停車させるなどした疑いがある。県警はドライブレコーダーの映像などを分析し、約1・4キロにわたって危険性のあるあおり運転をしたと判断し、暴行容疑を適用した。