羽田空港(東京都大田区)に新しい商業フロア「ザ・ハネダハウス」が19日、オープンする。ボクシングのフィットネスジムやシミュレーションゴルフの練習場など、体験を楽しむ「コト消費」のテナントが中心。空港での待ち時間を充実させ、滞在時間を延ばすことがねらいだ。
第1旅客ターミナル5階で、約4千平方メートルのフロアに14店舗が入る。ビジネス客を主なターゲットにしており、ゴルフ練習などの体験型施設のほか、オーダースーツ店やパンプス専門店、プリンターや会議室を備えた「レンタルオフィス」もある。また、旅の疲れを癒やす酸素カプセルを置いた店舗もある。
羽田空港のターミナルビルを運営する日本空港ビルデングの鷹城(たかしろ)勲会長はこの日のセレモニーで、「空港を進化させていかないといけない。より快適で、便利な空港を目指したい」と述べた。(吉沢英将)