愛知県警豊田署は25日、市道を歩道と誤認して、自動二輪車などで走行した15人を誤って交通違反として取り締まっていた、と発表した。徴収した1人あたり6千円の反則金は返還、2点の違反点数は取り消したという。
署によると、愛知県豊田市浄水町南平の市道(長さ200メートル)で今年5月1日~11月12日、原付きバイクや自動二輪車で走った15人を、通りかかったパトカーが見つけ、道路交通法の通行区分違反(歩道通行)で検挙した。「幅が3メートルと狭く、カラー舗装がしてあるため歩道だと誤解した」と釈明している。
先月19日、交通課員が反則切符を点検中に気付き、名鉄浄水駅近くの現場へ行って、違反にならないことがわかったという。