プロ野球西武からポスティングシステムを利用し、大リーグのマリナーズと契約を結んだ菊池雄星投手(27)が3日(日本時間4日)、本拠地シアトルのTモバイル・パークで入団会見に臨み、「15歳の時からの夢がかなった。この舞台に立ててうれしく思う」と感慨深げに語った。背番号は昨季まで岩隈久志投手(現巨人)が付けていた18に決まった。
菊池は会見の席で、米メディアの質問に対してほとんど英語で回答。「世界一の選手たちと英語で話したいという思いは高校時代からあったので、少しずつ勉強してきた」と、長年準備してきたことを明かした。
マリナーズを選んだ理由については「このチームが一番自分のことを必要としてくれたし、相性の良さを感じた」と説明。最大7年となる大型契約を用意した球団の誠意に感謝し、「(メジャーに)来ることが目標ではなく、結果を出すことが目標」と決意を口にした。(時事)