山梨県知事選は10日告示され、諸派新顔で共産党県委員長の花田仁氏(57)=共産推薦=と、新顔で元参院議員の米長晴信氏(53)、再選を目指す現職の後藤斎氏(61)=立憲、国民推薦=、新顔で前衆院議員の長崎幸太郎氏(50)=自民、公明推薦=の無所属3人の計4人が立候補を届け出た。投開票は27日。
前回知事選では、自公と旧民主の相乗りで後藤氏が初当選。しかし、今回、自公は、郵政選挙と言われた2005年衆院選で「刺客」として送り込まれて以来、地元との確執が消えなかった長崎氏を支援することにした。自民に近い立場をアピールする米長氏や、後藤氏、長崎氏らを批判する花田氏も加わり、激しい選挙戦になりそうだ。
(届け出順、四角囲み政党は推薦、丸数字は当選回数)