バブル経済の崩壊による長期停滞や少子高齢化の進展、度重なる災害など激動の時代だった「平成」の30年も今年の4月末で終わり。これからの30年で企業や経済はどう変わっていくのか。大阪市内で4日に開かれた新年互礼会で関西の企業トップに聞いた。
まず、多くのトップが指摘したのは技術の飛躍的な進歩だ。関西空港など関西3空港を一体運営する関西エアポートの山谷佳之社長は「航空機が助走なしで離陸できるようになり、滑走路がなくなるかも」と予想した。航空機が垂直離着陸する時代がくれば騒音も少なくなり、夜中の発着も可能になるという。
関西電力の八木誠会長は「停電…