米ラスベガスで開催中の家電・技術見本市「CES」に、国内住宅メーカーとして初めて今年、積水ハウスが出展している。仲井嘉浩社長が現地で記者会見を開き、心拍数など住人の「生体データ」をセンサーで見守り、自宅で急に倒れてしまった場合に緊急通報する「スマートホーム」のサービスを来年から売り出すと発表した。
戸建て住宅に複数のセンサーを組み込み、部屋の温度や湿度、住人の血圧や心拍数といったデータを常に計測。脳卒中や心筋梗塞(こうそく)といった病気は自宅で突然おきることが多く、データを常時分析していち早く対応する。救急隊員が自宅に到着した際に、遠隔操作で玄関の鍵が開く仕組みも盛り込んだ。
センサーはNECや慶応大学病…