男子テニス元世界ランキング1位のアンディ・マリー(31)=英=が11日、全豪オープン(14日開幕、メルボルン)の会場で記者会見し、今大会が現役最後となる可能性を示唆した。昨年1月に手術を受けた臀部(でんぶ)の状態が悪く、「痛みを抱え、動きに制限があっては試合や練習を楽しめない」と説明。「(7月の)ウィンブルドンで引退したいがそうなるか分からない。全豪が最後の試合になるかもしれない」と語った。
A・マリーは四大大会3勝を含むツアー通算45勝を挙げ、五輪では2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両大会で金メダル獲得。昨年6月のツアー復帰後は低迷し、現在の世界ランクは230位。(時事)