テニスのウィンブルドン選手権最終日は14日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、ジュニアの男子シングルス決勝で、第8シードの望月慎太郎(Team YUKA)がカルロス・ヒメノバレロ(スペイン)を6―3、6―2のストレートで破り、4大大会の同種目で日本勢として初めての優勝を果たした。日本勢が同大会のジュニアのシングルスを制するのは、1969年の女子で優勝した沢松和子以来、50年ぶり。
車いすの部の男子シングルス決勝では、第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)が、第2シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)に6―4、3―6、2―6で逆転負けし、初優勝を逃した。
すでに全豪、全仏、全米各オープンを制覇している国枝は、男子で史上初の4大大会全制覇を逃した。ウィンブルドンは2016年からシングルスが実施されている。
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